BEYOND上大岡店トレーナーがお伝えするタンパク質の吸収をよくする消化酵素について
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2024 / 03 / 01
みなさんこんにちは😊
BEYOND上大岡店トレーナーの吉村です🔥
よくボディメイク、ダイエットにおいて筋肉をつけるためにタンパク質が必要と言われますが、実際に食べたタンパク質がしっかり消化吸収されているか考えたことはありますか?
タンパク質を摂取したとしてもうまく消化されないと筋肉に栄養素として運ばれなかったり、腸内環境を乱してしまう原因にもなってくるので必要な量、自分にあったタンパク質を摂取することが重要になってきます!
本日はタンパク質をより効率よく消化、吸収できるポイントをお伝えしていきたいと思います。
目次
タンパク質とは?
■タンパク質とは
タンパク質とは,生体の主要構成成分の1つであり,20種類のアミノ酸がペプチド結合により重合したポリペプチドを基本構造とする.ヒトでは体重の約15%をタンパク質が占め,酵素反応,筋収縮をはじめとして,物質輸送や防御反応などの化学反応などに関与している.このように,タンパク質は体構成成分として重要であるのに加え,1 gあたり4 kcalの燃焼値をもちエネルギー源としても重要である.
食事中のタンパク質は,その構成アミノ酸によって栄養価が異なり,特に必須アミノ酸がバランスよく含まれる動物性食品は,栄養価が高い.タンパク質は,加熱,凍結,酸,アルカリ,撹拌などにより変性し,これらの作用はタンパク質の機能や性質に影響を及ぼします
タンパク質が消化されるまでの経路
食事として摂取したタンパク質は,その構成要素であるアミノ酸,あるいはアミノ酸が2~3個結合しているだけの低分子物質(ジペプチド,トリペプチド)になってはじめて吸収される.
口腔内で機械的にかみ砕かれたタンパク質が最初に化学変化をする場所は,胃である.胃ではタンパク質分解酵素(消化酵素)のペプシンの作用により,タンパク質のペプチド結合が切断され,分子量の小さいプロテオース,さらにもっと低分子量のペプトンとよばれるポリペプチドまで加水分解される.
部分的に消化されたポリペプチドは幽門を通り,十二指腸に移行し,小腸内で膵液中に含まれる別のタンパク質分解酵素であるトリプシン,キモトリプシン,エラスターゼ,カルボキシペプチダーゼなどの作用を受ける.
小腸粘膜から吸収されるのは必ずしも1つひとつの遊離アミノ酸である必要はなく,2~3個のアミノ酸からなるジペプチドあるいはトリペプチドのままでも吸収される.
これらのペプチドは,小腸粘膜上皮細胞の微絨毛(刷子縁)膜の細胞質中の酵素(ペプチダーゼ)でバラバラにされて遊離アミノ酸となり,粘膜下組織の毛細血管から,門脈系を経て肝臓に運ばれます。
このようにタンパク質を分解をするには消化酵素を摂ることが重要になってきます✨
消化酵素の含まれる食材
タンパク質分解に関わる消化酵素プロテアーゼ
パイナップル、パパイヤ、メロン、キウイ、りんご、
生姜、玉ねぎ、まいたけ、
麹を利用した発酵食品などが挙げられます!
タンパク質分解酵素を取り入れる際の注意点
タンパク質分解酵素は熱に弱い
そもそも酵素はタンパク質です。タンパク質は通常、60℃以上になると「熱変性」を起こし(※5)、酵素は活性が失われてしまい効果が期待出来なくなります。
※参考
○熱変性とは
タンパク質はアミノ酸が複雑に連なった立体構造をしています。その立体構造が熱によって変化しタンパク質の性質が変化することが「熱変性」です。
酵素が作用しやすい温度は30~50℃であるとされている(※6)ため、タンパク質分解酵素を含む食物を酵素活性を保ったまま摂取するには、加熱しすぎないようにすることがポイントです
タンパク質のとりすぎが腸内環境に及ぼす影響
影響①
たんぱく質の取り過ぎは、腸内環境を乱れさせることがあるとされています。
これはたんぱく質中心の食事を摂ることで腸管内に悪玉菌が増殖するためです。
腸管内には悪玉菌のほか善玉菌とその中間層の菌が存在し、互いにバランスを取りながら腸管内の環境を維持しています。
健康な状態では悪玉菌は少数ですが、たんぱく質の過剰摂取によって増殖し腸内環境を乱れさせてしまうことがあるのです。
腸内環境が乱れると便通が悪くなるほか肥満や老化の促進、糖尿病など病気の原因になるともいわれています。
影響②
腎機能に悪影響を及ぼす可能性がある
たんぱく質を摂り過ぎると腎機能に悪影響を及ぼす可能性があるともいわれています。
腎臓は、たんぱく質を摂取し体内で分解する際に発生した老廃物を尿として排出する役割があります。
しかしたんぱく質を摂り過ぎると体内で老廃物が大量に発生するため腎臓に負担が掛かってしまうのです。
また、ある研究では高齢者など腎臓の力が低下している方がたんぱく質を摂り過ぎると、腎機能が低下する可能性があるとの報告もあります。
しかしたんぱく質の過剰摂取と腎機能に関連した研究にはいまだに多くの課題が残されており、今後も調査が必要であるとされています。
一方厚生労働省では、健康な人の場合ではたんぱく質をある程度の期間過剰に摂取しても腎機能への影響はほとんどないとしています。
どちらの見解からもたんぱく質は摂取目安量を守り、摂り過ぎないよう注意したほうが良いです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
日頃意識して摂っているタンパク質が実は消化吸収されていないこともあります。
また動物性タンパク質、植物性タンパク質でその人の身体に合う合わないなどもあります。
タンパク質を増やしてみてお腹の調子がいつもと違うと感じた場合は量を減らすことや摂るタンパク質の種類を変える、タンパク質を消化してくれる酵素の多い食品を選ぶなど腸内環境が崩れないようにしていきたいです!
ダイエットやボディメイクを行う上で腸内環境は重要になってきますので心がけてみてください😊
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この記事を書いた著者
BEYOND上大岡店トレーナー 吉村優