BEYOND上大岡店トレーナーが教える、ダイエット時フルーツを食べるべき理由

フルーツから摂取できる栄養素

フルーツを取り入れると以下の栄養素を補給することができます。

ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあります。フルーツからビタミンAに変わるβ‐カロテンやリコピンを十分にとることで、肌の調子を整えやすくなります。
ダイエットのモチベーションに大きく関わる部分のため、健やかな肌を保ちたいところでしょう。

ビタミンB群

ビタミンB1は糖質の代謝、ビタミンB2は脂質の代謝、ビタミンB6はタンパク質の代謝をサポートします。ビタミンB群が不足すると、結果的に体脂肪が蓄積したり、筋肉がつきにくくなります。

筋肉量は、安静時のエネルギー消費のことである基礎代謝に影響します。筋肉が減少すれば基礎代謝も低下して、痩せにくくなってしまうのです。

ビタミンC

ビタミンCには、脂肪細胞がエネルギー源のブドウ糖を取り込むのを防ぐ作用があります。さらに、細胞の代謝を高めることで余分なエネルギーの蓄積を防ぐ働きもあるのです。ビタミンCを十分にとることは、痩せにくい体質づくりに役立ちます。

ビタミンE

ビタミンEには、血流を促すことで代謝を高める働きが期待できます。結果的に痩せやすい身体づくりに役立つでしょう。ただし、ビタミンEはアボカドのような高カロリーなフルーツに含まれている傾向があります。ビタミンEを意識的に摂取することで、結果的にカロリーをとりすぎる心配があるので注意が必要です。

食物繊維

食物繊維は、比較的早く満腹感を得られるうえに体内に残りやすいため、食べすぎの防止に役立ちます。また、インスリン分泌のバランスを保つことで、結果的に脂肪の蓄積を抑える働きもあります。

フルーツを取り入れることのメリット

フルーツを取り入れることのメリットを3つ紹介します。

腸内環境が整って痩せやすくなる

食物繊維が豊富なフルーツは、善玉菌のエサの宝庫です。善玉菌が増えて腸内環境が整うと、脂肪の吸収を抑える作用があります。

満腹感が得られる

フルーツには水分と食物繊維が多く含まれていて、カロリーを抑えながら満腹感を得ることができます。我慢やストレスを感じることなく、ダイエット中の食べ過ぎを防げます。

ビタミン類がダイエットをサポート

果物に含まれるビタミンは、健康とダイエットに欠かせないサポーター。ビタミンは糖質や脂肪の代謝に関わる補酵素です。ビタミンの補助で食べ物をスムーズにエネルギー変換できると、余分な糖質や脂質を溜め込みにくくなります。

浮腫み改善

フルーツにはカリウムが豊富なので水分を体外へ排出することを促します。そのため浮腫み改善につながります。現代の日本のお食事（特にコンビニ食や外食）は塩分量が非常に高く浮腫みやすいのでフルーツを食べてカリウムを摂取することで改善が見込めます。

フルーツの太りやすい食べ方

ダイエットに嬉しい効果を持つフルーツも、食べ方次第で太りやすくなる危険性があります。ダイエット中に気をつけるべき果物の食べ方を知っておきましょう。

一度に大量摂取する

低カロリーのフルーツでも、食べ過ぎればカロリーオーバーに繋がります。一度にたくさん食べると、血糖値が急上昇して脂肪を溜めこみやすくなるというデメリットも…。

ダイエットの基本である「摂取カロリー＜消費カロリー」の関係になるように、カロリーを把握した上で適量を食べましょう。

シロップ漬け

フルーツ缶やミックスフルーツなど、シロップ漬けになっている果物は食べる量に気をつける必要があります。糖分が追加されている分、糖質過多やカロリーオーバー、血糖値急上昇に繋がりやすいです。

ドライフルーツ

ドライフルーツやジャムなどの加工品は、生のフルーツよりカロリーが上がります。水分が抜けて甘さが凝縮されるため、少量でもカロリーは高めです。間食でドライフルーツを食べる場合は加糖されていない製品を選ぶようにしましょう。

フルーツジュース

フルーツジュースは糖分が濃縮されているため、血糖値が急上昇しやすいです。血糖値が上昇すると、インスリンが分泌されて脂肪を蓄積しやすくなります。生のフルーツを噛んで食べるときよりも、たくさん摂取出来てしまう点も気を付けたいです。

アイスや生クリームと一緒に食べる

フルーツ自体のカロリーが低くても、食べ合わせによっては太りやすくなります。練乳やアイスや生クリームなど、脂質やカロリーが高い食材との組み合わせには気を付けましょう。

ダイエット中はパフェやクレープを避けて、果物そのままを楽しむのがおすすめです。

フルーツ置き換えダイエットやめて！

お食事をフルーツだけに置き換える、置き換えダイエットが世の中にはございます。

置き換えダイエットがもたらす影響も紹介します。

• 筋肉量が減る
• 栄養不足になる
• 体重減少は水分と便が減っただけ
• お腹が空いて過食につながる

健康的なイメージがあるフルーツですが、フルーツだけではタンパク質や脂質が不足してしまいます。栄養不足だと筋肉量が減って、代謝が下がり、太りやすい体質になります。

しっかりお食事を３食食べることで炭水化物、タンパク質、脂質を摂取していきましょう！

まとめ

いかがだったでしょうか？フルーツをお食事に取り入れることでダイエットを加速させていくことが可能です。間食で洋菓子や和菓子を食べているのなら今すぐフルーツに変えていきましょう！きっとダイエットが加速していくはずです！間違ってもフルーツだけを食べる置き換えダイエットはしないようにしましょう！

実際に炭水化物、タンパク質、脂質をどのくらい摂取してダイエットをすればよいのか分からない、正しいトレーニング方法が分からない場合は私たちパーソナルトレーナーに相談してください！

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この記事を書いた著者

中村 幸太（Nakamura Kouta）

◆資格：パーソナルトレーナー国際資格 NSCA-CPT保有

◆大会実績：summer style award surf model 準優勝 🥈