はじめてのジム通い、恥ずかしさを感じる理由とその乗り越え方
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2025 / 10 / 26
最終更新日:2025年10月26日
「ジムに行きたいけど、ちょっと恥ずかしい……」
そう感じて立ち止まってしまう人は意外と多いものです。
ここでは、なぜ初心者がジムで恥ずかしさを感じやすいかを“心の構造”をもとに分析し、それぞれに対する具体的な対策を、多角的に提案します。
目次
なぜ恥ずかしさを感じてしまうのか:6つの理由

以下は、初心者がジムに行く前後で「恥ずかしい」「不安だ」と感じやすい代表的な理由です。
自分の見た目・体型へのコンプレックス
トレーニング中は身体がさらされる場面もあり、筋肉が目立つ人、引き締まった人と自分を比べてしまい、「自分が劣って見えるのではないか」と感じることがあります。
特に、雑誌やSNSで見かける理想的な体型と自分を比較してしまい、引け目を感じることも。
マシンや器具の使い方・フォームが分からない
ジムには専門機器・マシンが多く、使い方にルール(フォームや動線)があります。
これを知らずに使ってしまい“間違っている姿を他人に見られる”“指摘される”ことを恐れる人は多いです。
また、「初心者と悟られたくない」「恥をかきたくない」という心理も働きます。
ジムのマナー・慣習が分からない
共有スペースゆえに、タオルで汗を拭く、マシンを譲る、順番を待つ、重量の付け替えを丁寧にするなどのマナーがあります。
「知らなかった」「うっかり間違えるかも」を恐れて躊躇する人もいます。
一人で行くことの不安・目立つ感覚
周囲はペアで来ている人、常連風の人、トレーナーに囲まれている人……そんな光景を見て、「自分だけ孤立して浮くのでは?」という不安を抱くことがあります。
加えて、トレーニング中に何かあったときに助けが得られないという心配も影響します。
服装・見た目で浮くのが怖い
他人と比較して“華美すぎる”“地味すぎる”と感じたり、トレーニングウェア選びに失敗して目立ってしまうのではないか、という予期不安があります。
シンプルな格好でも“浮く”のではないかという思い込みにとらわれる人も少なくありません。
ジムの雰囲気・他人のレベル感がつかめない
どのくらいストイックな人がいるのか、どれくらい重りを扱うのか、話し声はしていいかなど、ジムの“暗黙ルール”が見えず、場の空気が読めないことに不安を感じる人もいます。
裏側にある心理構造(なぜ恥ずかしいと感じるのか)

上記の理由には、いくつかの共通する心理的背景があります。
見ておくと、自分の感覚を客観視しやすくなります。
比較バイアス
人は無意識に周囲と自分を比較し、「自分は劣っているかも」と思いやすい性質があります。
特に“見える部分”で比べられる場では、このバイアスが強まります。
自己効力感の低さ
「うまくできないかもしれない」「恥をかくかも」という不安は、「自分にはできる」という自己効力感が弱いと感じやすくなります。
過剰一般化の思考
「前に見かけたあの人がすごく鍛えてた」→「自分なんて比べ物にならない」と思ってしまいがち。
実際には、多くの人は自己目的で来ていて他人を気にしていないものです。
安心領域からの逸脱恐怖
初めての環境に入ると、人は“安心領域”から外れる感覚を嫌います。
それが恥ずかしさや緊張を引き起こします。
これらを知っておくと、「感じるのは自然な反応だ」と受け止めやすくなります。
恥ずかしさを乗り越える(対策と実践方法)

では、上で挙げた理由ひとつひとつに対して、具体的な対策と実践方法を紹介します。
これらを組み合わせながら、自分なりに取り入れてみてください。
体型・見た目の不安への対策
体型を少し隠せるウェアを選ぶ
ゆったりめのトップスや、レギンスの上にショートパンツを重ねるなど、身体のラインを強調しすぎない服装を最初は使うと安心感があります。
目標と過去の自分を基準にする
他人と比べるのではなく、「まずは1ヶ月で変化を感じる」「服の感じが違うようになる」など、自分内部の変化に焦点を当てると、見た目へのプレッシャーは弱まります。
記録をつける・進捗を可視化する
写真、体重・体脂肪、トレーニングログなどで自分の変化を可視化すると、「あの人よりどうか」ではなく「昨日より今日、今日より明日」という視点にシフトできます。
マシンの使い方・フォーム不安への対策
初心者向けメニューを導入してもらう
ジムにはスタッフやトレーナーが常駐していることが多いため、最初に「初心者用プランを教えてほしい」と依頼すると安心です。
無理ないレベルでステップアップできる設計になっていることが多いです。
マシン・器具の説明書を見る・動画で予習する
多くのマシンには簡単な使い方ガイドが貼ってあります。
これを読んでから使うだけでも「あれ、こっちだったっけ?」という戸惑いが減ります。
また、自宅でYouTubeなどでフォームや使い方を予習しておくと実際の場での迷いが軽くなります。
軽い重量で練習してから重さを増やす
まずはフォーム確認を優先して、軽めの負荷で動きを丁寧に行うようにしましょう。
重さを出すことより、正しい動きを体に覚えさせることが先決です。
ジムマナー・共用ルールの不安への対策
ジムの利用規則を事前に調べておく
入会時に貰えるマニュアルやウェブサイトで、使用ルール(汗拭き、器具の戻し方、休憩マナー等)をざっと把握しておきましょう。
実践しやすいマナーを意識する
たとえば「使ったマシンはすぐ拭く」「休憩はマシンから離れて」「重量プレートやダンベルは元の位置に戻す」など、基本的な配慮を守るだけで周囲への印象も安心感があります。
真似しやすい人を観察する
慣れた利用者を観察して、使い方・流れを真似してみるのも手です。
ただし、無理に真似ず、自分のペースを優先することを忘れずに。
一人で通う不安・目立ち感への対策
友人を誘って始める
最初のうちは信頼できる友人と一緒に行くことで、心理的ハードルが下がります。
励まし合いながら進めるのもモチベーション維持につながります。
空いている時間帯を選ぶ
昼間のオフピーク時間(平日昼など)や夜遅めなど、人が少ない時間帯を狙うと気兼ねしにくくなります。
混雑していない環境なら、余裕をもって使えます。
体験入会・見学して雰囲気を確認する
入会前に施設を見学したり、体験利用をしてジムの“空気”を肌で感じておくと安心感が増します。
少しずつ慣らしていく
最初は短時間だけ、軽めの運動から始め、来訪頻度を少しずつ増やしていくことで、ジム空間そのものに慣れていきます。
服装選び・見た目不安への対策
無難&機能的なウェアを選ぶ
初心者のうちは、派手さを抑えたベーシックなスポーツウェア(黒・グレーなど)で始めるのが安心です。
汗をかいても目立ちにくく、汎用性も高く使いやすいです。
着替えや荷物で“ジムの人”という印象を補う
ウェアだけでなく、スポーツタオル、水筒、リストバンドなどを揃えておくと「来慣れた人っぽさ」が出て、自分自身の心理的ハードルも少し下がることがあります。
徐々に自分らしさを取り入れていく
徐々にカラフルな要素を取り入れたいなら、最初は小さなアクセント(カラフルなソックス、ヘッドバンドなど)から試していってもよいでしょう。
ジム雰囲気・“場の空気”不安への対策
最初は短時間&簡単な動きで“場慣れ”する
ジムに慣れるために、まずはストレッチ、ウォーキング、軽めの有酸素運動などで場に体を慣らしておくと、機器エリアにも入りやすくなります。
初心者向けクラス・グループレッスンに参加する
スタジオプログラムや初心者向けクラスなら、同じレベルの人たちと一緒に動くため“場の温度”を共有しやすく、安心感があります。
音楽やイヤホンで外界を遮る
好きな音楽を聴きながらトレーニングすると、周囲の人の動きや目が気になりにくくなります。
ただし、音漏れや安全面(周囲の音・注意を聞き取ること)には注意が必要です。
「他人は自分を見ていない」という思考リセット
実際には、多くの人は自分のトレーニングに集中しており、他人のことまで注視していないことがほとんどです。
他人も初心者だった経験があるという事実を思い出すと、気持ちがラクになります。
心の準備・メンタル面でできること
上記の対策と並行して、メンタル面での準備もとても重要です。
以下を意識しておくと、恥ずかしさを感じにくくなります。
“完璧で始めなければならない”という思い込みを手放す
最初からうまくやろうとしすぎず、「試行錯誤しながら慣れていくものだ」と割り切っておくと、失敗やぎこちなさも“成長過程”として受け入れやすくなります。
小さな成功や成長を認める
たとえば「今日は器具の使い方を覚えただけでOK」「重りを1枚上げてみる」など、小さな達成を祝う習慣をつけると、自己効力感が徐々に育ちます。
他人との比較ではなく、自分との比較に意識を向ける
昨日より少しだけ多く動いたとか、フォームが安定してきたなど、過去の自分からの成長を基準にすると、ストレスが減ります。
“恥ずかしい感情は一時的”と捉える
多くの人は慣れてくると気にならなくなります。
最初のうちは緊張・恥ずかしさは誰にもあるものと割り切ると、感情を客観視しやすくなります。
まとめ:恥ずかしさを越えて、自分のペースで始めよう

初心者がジムで感じる恥ずかしさや不安は、誰にでも起こりうる普通の感覚です。
大切なのは、それに振り回されないこと。
対策としては、見た目・ウェア・場慣れ・知識の準備などを少しずつ整えていくことが効果的です。
そして、メンタルの側面でも「自分なりの成長に目を向ける」「完璧さを求めすぎない」という姿勢を持つと、ジムでの体験がより安心で楽しいものになっていくでしょう。
最初の一歩は勇気が要るかもしれませんが、その一歩を踏み出せば、ジムは「自分と向き合う時間」になり得ます。
焦らず、自分のペースで、少しずつ慣れていってください。
今回有の著者

名前:池田 駿祐(イケダ シュンスケ)
趣味:カラオケ 食べること
お客様に一言:理想の身体を目指して一緒に頑張りましょう!
店内風景


アクセス
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